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「復興」とその先へ

こんにちは。今回初めて南三陸プロジェクトに参加させていただいております、法学部政治学科2年の渡辺海と申します。

今日は、切子プロジェクトのお手伝いと地元の方々に依頼された看板制作の二手に分かれて活動を行い、私は切子プロジェクトの方に参加しました。昨日と同様、まず吉川さんからこのプロジェクトの意義についてお話しをいただき、地震で失われてしまった南三陸のそれぞれの家や店に息づいていた目に見えない文化を、風化させずに残していこうとする方々の思いを伺うことができました。その後、切子作成の仕上げや町内各地のお店や工場に完成した切子を飾り付けるお手伝いをしました。

午後には、ながしず荘の近くにある神割崎を訪れました。今日は天候が悪かったこともありかなり波が高く、雄大な自然に感動する一方で畏怖を覚えました。

また、南三陸町で今秋完成するビジターセンターを企画した平井さんにお話を伺いました。ビジターセンターが南三陸の自然と人々とを繋ぐことで、また新たな文化を育む土壌になるのではないかと思いました。

今日1日を通して考えたのは、切子プロジェクトで吉川さんがお話しになったように、単純に町を再建しただけでなくかつての目に見えない文化を取り戻すことは非常に難しく、真の意味での「復興」はそう簡単に実現されるものではないということです。一方で、南三陸を訪れ南三陸のために尽くす人々と住民の人々とが融合して、今後町とそこに暮らす人々との全く新しい関係が構築されるという無限の可能性もあり、我々慶應の南三陸プロジェクトも多少なりともそれに寄与できるのではないかと思いました。

夕食には南三陸でとれた魚介類をふんだんに使った「キラキラ丼」を頂きました。とても美味しかったです!

4期の活動も残すところわずか一日となりましたが、最後まで色々なことを吸収したいと思います!


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