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津波の痕跡

慶應義塾・南三陸プロジェクト2016秋季活動 3日目

今日は午前中、海のすぐ近くで慶明丸という食事処を営まれるさき子さんのお宅の隣に水仙の球根を植えました。もともとそこには住宅があったそうです。

土を掘ってみると、驚いたことにお茶碗のかけらやガラス片、コンクリートが出てきました。ここまで津波がきたというお話もして頂き、実際にここに生活していたのだということを実感しました。

春に綺麗な水仙のお花が咲いてくれると嬉しいです。

午後は、三陸復興国立公園にある南三陸海のビジターセンターの見学に行きました。そこでは南三陸の豊かな自然を知ってもらい、好きになってもらうことを目的として活動が行なわれています。

南三陸の自慢の一つである食を通した自然へのアプローチや、カヌーを用いた企画など様々な体験をこれから行い、これらの活動を行うことで南三陸町が自立し、復興へ近づけたらと考えられているそうです。

是非多くの人に足を運んで頂けたらと思います。

そして、今日の活動の最後に五十鈴神社と元戸倉中学校である戸倉公民館の見学をしました。

実際に津波がきた位置や一晩過ごした場所、地震発生時で時が止まっている時計、破損した建物を見学しました。こんなにまで高い場所に津波がきたのだと驚くとともに津波の恐ろしさを改めて認識する貴重な経験となりました。

小澤 奈津稀


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