夏季活動４期１日目

今回、私は初めて南三陸プロジェクトに参加しました。自然災害が増え、地方での被害の様子をニュースでよく目にします。関東に住んでいる私は直接的な被害を受けたことはなく、被災地と私たちでの自然災害に対する考え方のギャップを大きく感じ、実際、現場の声を聞き、見てみたいと思い参加することにしました。 朝9時に仙台駅に到着し、そこから2時間かけて、南三陸町の戸倉町に向かいました。今日は、戸倉小学校、五十鈴神社、さんさん商店街、防災対策庁舎など町内見学をしました。五十鈴神社は、戸倉小学校の避難場所になっていました。元々は、学校の屋上の予定が、校長先生の決断により変わったそうです。もしこの決断がなければ、もっと多くの人を犠牲にしていたと思うとぞっとしました。また、実際に足を運んでみると、こんな高いところまで津波が押し寄せてきたのかと東日本大震災の津波の恐ろしさを身にしみて感じました。

お昼は慶明丸にていただきました。都会では食べられないような海鮮の美味しさ、ウニやメバルなどとっても新鮮で美味しかったです。その後、慶明丸の方に震災の時のお話を聞きました。辛い思いをしたと思いますが、その時のことを思い出し、必死に私たちに語ってくださいました。「あなたたちが来てくれるだけで、私たちは頑張れる」そう言ってくださった時はとっても嬉しかったです。来る前はボランティアとして何ができるのかなと不安でしたが、こうやって訪れて被災した方々のお話を聞くだけでも、力になれていると思えてとても嬉しく、これからも関わっていきたいなと感じました。 この写真は慶明丸の方々ととった写真です。人の暖かさを感じる1日でした。