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夏季活動3期最終日(ベンチ製作)

今日は三期の4日目で、ベンチ作りをしました。 南三陸プロjジェクトでは、震災が起きた年の夏にベンチ作りを初めて行いました。ベンチには、震災後に地域の人々の交流の場が奪われてしまったので、コミュニケーションをとれる憩いの場になるようにという意味合いが込められています。今回は西戸の人の依頼を受けて、西戸の慰霊碑がある場所に置くベンチを作りました。

慶應のOBの福田さんに来ていただいて、ベンチ作りの指導をしていただきました。ベンチの木材は志津川にある慶應の森で伐採されたものを使いました。表面の色がきれいなピンク色になっています。

ベンチの設計は、お年寄りの方も無理なく腰をかけられるように高さを低くしました。初めに木材を電動ノコギリなどを使って切断しました。次にベンチの背もたれと両端に慶應のペンマークを入れさせていただきました。電動ノコギリやドライバーを使うのは初めてだったので苦戦しましたが、福田さんが丁寧に教えてくださったので途中から慣れることができました。苦戦したのは組み立ての作業で、ドライバーの衝撃に耐えるのがかなり難しかったです。

今日は雨が途中で降りだしてしまったので、組み立ての作業は途中になってしまいました。 最後まで作れなかったのが残念ですが、良い経験になりました。活動は4期の人々に引き継ぎとなります。

きりこプロジェクトや戸倉小学校に行っていたメンバーが全員帰って来た後、最後のミーティングを行いました。そしてながしず荘のみなさんと写真を撮った後、4期の方への引き継ぎ作業を行い、ながしず荘を出発しました。

これで4日間の活動が全て終わりました。 今回私が一番感じたのは、地元の人々の温かさでした。実際に会うとみなさん気さくな方で、とても親切に私たちを受け入れてくださいました。私たちのためにいろいろなお話をしてくださったり、作業をしていると差し入れを用意してくださったり、気軽に声をかけてくださいました。私は初めての参加だったことから、当初は不安もありましたが、終わった今では去ってしまうのが惜しいほど、自然が豊かで、人びとが温かい土地だったなと思います。たくさんの人に出会えて本当に良かったです。

今回のプロジェクトでいろんなお話を聞かせてくださりお世話になった様々な方々、毎日新鮮で美味しいご飯を作ってくださったながしず荘のみなさん、地元の人々と絶えずコンタクトをとってくださり私たちを導いてくださった長沖先生とスタッフのみなさん、様々な活動を一緒に行った三期のみなさん、短い間でしたが本当にありがとうございました!参加して良かったです。


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