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夏活動一期4日目

こんにちは、経済学部4年の平原千文美です。1期最終日の今日はあいにくの雨で、午前中は予定していた森の活動ではなく、ながしず荘で防災対策プログラムを行いました。 防災対策プログラムでは、夏場に地震が起こったことを前提に、大学/通学中/大学のトイレ/渋谷のスクランブル交差点/アルバイト先にいた際どのような行動を取るかを考えました。 具体的には、地震があった時何が起こるか/その際の自分の行動/1時間後の様子と行動/その後の心境 などをそれぞれ考え、各班で話し合いました。私はアルバイト先を担当したのですが、塾講師で働く自分がどのような行動を取るべきかを改めて考えることができました。また、もう一つのアルバイト先である飲食店での避難所を理解していないことがわかりました。 ながしず荘の子供もこのプログラムに参加したのですが、8歳の彼が「とにかく高いところに避難する」ことを強く意識していたことに、この町の子供の災害への危機意識の強さを実感しました。

また、避難訓練などを自分も小中高の時に行いましたが、自分個人がどう行動すべきか? という「生活の中での震災が起こった時のイメージ」を考える重要性を感じました。 お昼に食べたすいとんは本当に美味しかったです!私はプロジェクト参加は2回目だったのですが仙台麩をはじめて食べました…

午後はさんさん商店街でお土産を買い、ポータルセンターで高長さんのお話を伺いました。 高長さん(高橋長泰さん)は、南三陸の志津川小学校の避難所の自治会長で、避難所の秩序の維持に尽力した方です。(私の大好物のながしず荘の味噌汁の味噌を作っているお味噌屋さんでもあります) 避難所の自治体運営で何を意識していたか、というお話をメインに、震災時のお話を聞きました。高長さんが自治体運営において民主主義的な方だというのを素直に感じたのですが、私は実際に東京で地震が起きた際どうなるかを深く考えてしまいました。 地震が起きた際に自分の身を守った後に、自分がどれだけ利他的な行動ができるか正直不安になりました。パニックになって、食料品も譲らなかったり、利己的になってしまうこともあるかもしれない。 高長さんの話を聞いて、自分が震災時にどう行動していけばいいかを学ぶことができました。前日のビデオで見た、「誰かがやるではなくまず自分がやる」というのを意識して行動できたらなと思います。

2回目の参加では、4日間を通じて7年前の震災をようやく自分ごとに感じることができました。街の人たちと関わる中で、あの人もこの人も7年前雪の中被災したと考えると、事の重大さを改めて感じました。

自分が2年前に南三陸に行ったこともあまり記憶になかったし、きっと今回のことも少しずつ忘れていくのだと思うと少し悲しくなります。それでもこの4日間のことを東京でふらっと思い出せるように、自分の中にちゃんとしまっておこうと思いました。そう思う4日間でした。 本当に楽しかった!


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