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2018秋活動1日目

9℃という寒い朝、仙台駅に集まり、南三陸プロジェクトの秋活動が始まりました。

まず当時戸倉中学校があったところにバスで向かいました。そこは改良工事がされ、今では戸倉公民館と

して、震災当時の中学校の物が展示されていました。実際に中学校の1階まで津波が来たというラインを

見たり、壊れた扉や地震発生時刻で止まった時計を見たりすることで地震の恐ろしさを改めて感じさせら

れました。

館長さんからは町の復興工事についての詳しいお話を聞くことができ、メディアだけでは知ることのできない経験が出来ました。

その後は高台にある、多くの小学生が一晩を明かした神社を訪れました。

当初の避難所である小学校の屋上では危険だと判断された後、多くの人が向かったその神社の鳥居の前には記念碑が置かれていました。

校庭から少し歩いたところにある神社に避難したことで多くの命が救われたと考えると、早急に判断した人がいてよかった、多くの人が登れてよかったと思わずにはいられませんでした。

お昼には慶明丸というお食事処で昼食をいただきました。生牡蠣や焼き牡蠣、ムール貝、タコなど新鮮な南三陸の海の幸を堪能しました。

頬が落ちるほど美味しいご飯をいただきながら、お店を経営されている三浦さきこさんから震災直後のお話をお聞きしました。

店先にあった慶明丸の"慶"の文字が書かれたボールが、津波でアラスカまで流され、発見されてお店の元へ返ってきたというお話は感動しました。

お腹いっぱいになったところで志津川中学校に向かいました。高いところにある中学校の前からは町が一望できました。

震災前後を比較した写真も掲示されており、いかに震災で町が豹変したか、いかに今復興の工事が進んでいるかが一目で分かりました。

そうして、一日の最後には南三陸ポータルセンターにも寄り、震災の写真や資料を見て、各々お土産を購入しました。

今回の秋活動でもながしず荘にお世話になります。美味しい夜ご飯もいただき、明日からの活動も頑張れそうです。

色々な方にお話をお聞きできた学びの多い一日でした。


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