top of page

2019春活動2期3日目

こんにちは。慶應法学部4年のヨコタ村上です。 南三陸プロジェクトは1年生の春にも行かせて頂いたので、今回で2回目の参加となります。3年ぶりにながしず荘を見た時は「時間が経つのは早いなあ…」とため息が出てしまいましたが、やっぱりタケさんのご飯も美味しくて心が落ち着く場所です。 春休み2期・3日目の午前中は、昨日から引き続き牡蠣の養殖のお手伝いをしました。牡蠣の養殖ではホタテの貝殻を使用します。「どうぶつの森」の海岸に落ちてるアレです。最初に貝殻に穴をあけ、針金に通します。次に、ホタテの貝殻の束を海中に沈め、牡蠣の種を付着させます。種がついた貝殻も見せて頂きましたが、最初の束を一度引き上げ、別の縄に広めの間隔で付け替えるそうです。そうすることで牡蠣が成長するための空間を確保します。そして海中でさらに数年成長させた牡蠣が、私たちの食卓に並びます。今回は、最初の段階である貝殻の束作りのお手伝いをしました。 1束に70枚の貝殻を使いますが、最終的にはその束を200本も作るそうです。70枚が200本で、1万4千枚!膨大な量です。しかし昨日今日とチームで創意工夫しながら作業に取り組み、最終的に2日間で60本以上作成できました。お世話になった佐々木さんからはなんと水揚げしたての牡蠣を茹でて頂き、昼食が入らなくなるほどたくさんご馳走になってしまいました笑 佐々木さん、本当にありがとうございます!

さて午後は、作業をお休みし今年の3月10日にオープンしたばかりの「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」の見学に向かいました。この「遺構・伝承館」は、震災で津波の直撃を受けた当時のままの姿を残す向洋高校の建物を中心に、地震の被害と復興の過程を伝える施設です。向洋高校では幸いにも生徒・教員全員が無事でしたが、校舎は津波の濁流の直撃を受けました。建物自体は崩壊しなかったものの、内部は津波被害で壊滅的な状態でした。津波に流され3階の教室に突入した車、冷凍工場が衝突して抉れた壁などを目の当たりにし、言葉を失いました。震災の被害は、テレビの映像などで何度も見ていましたが、実際に自分の目で見て初めて実感が湧きます。震災の被害を直接に受けていない人ほど、是非とも訪れて見て欲しいと思いました。

さて、明日はついに山の作業です。最後まで怪我無く終えられるよう、気を引き締めていきたいと思います!


Featured Posts
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
Recent Posts
Archive
まだタグはありません。
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page