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■南三陸町災害ボランティアセンターについて

■南三陸町災害ボランティアセンターについて

南三陸町災害ボランティアセンターは東日本大震災直後の3月26日に発足し、ボランティアの依頼をする人とボランティアをしたい個人・団体をつなげてきました。 2014年9月末までに14万5148人のボランティアを受け入れ、現在も活動を行っています。

①がれき撤去・草刈り

①がれき撤去・草刈り

震災直後から1年後を中心にがれき撤去・草刈りの活動を行ってきました。浸水した民家跡の清掃や荒地の開墾などをしました。がれきの中にも写真やノートなどの品があり、その分別作業も行いました。特に夏は雑草が生え、重機が立ち入るのが困難だったため、草を刈り重機が入れるように通路を作りました。どの作業場所でも多くのがれきが残されており、片付けが完了するか不安になることもありましたが、プロジェクト参加者のみならず他団体のボランティアの方とも一緒に協力しながら作業に取り組みました。

②土俵(土嚢)作り

②土俵(土嚢)作り

2012年の夏に土俵(土嚢)作成のお手伝いを行いました。土俵とは養殖の際に用いる重りのことで、魚介類の養殖に必要なブイを海上で固定するために使われます。ブイには大量の重りがつけられており、その重りは写真にあるような黒い巾着袋に砂利を詰めて作成します。沿岸に運ばれる砂利の山を崩しながら、シャベルを使って巾着袋に砂利を詰めます。休憩のときには現地の漁師の方から震災当時のお話や感謝の言葉をいただき、やりがいを感じながら活動ができました。

③わかめの芯抜き

③わかめの芯抜き

2013、2014年の3月にわかめの芯抜きのお手伝いを行いました。わかめの芯抜きとはわかめの「葉」の部分と「茎」の部分を分ける作業です。わかめは一般には「葉」の部分が売られています。これは漁師の方々があらかじめわかめの葉と茎を分けているためです。作業場では地元の方々も一緒に芯抜きの作業を行っていて、お話をしながらメリハリをつけて作業を行いました。わかめの根元にあるめかぶの部分を切り取る作業を行ったり、ワカメ漁の船に乗せていただいたこともありました。

慶應義塾・南三陸プロジェクトでは2011年の7月から2014年の3月まで

南三陸町災害ボランティアセンターに登録して仕事をしてきました

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