１期最終日！！

はじめまして、今回初参加の、法学研究科二年の尤一唯です。

今日は引き続き昨慶應の森で作業をしました。

朝起きた後バスで慶應の森に着き、参加者は二つのグループに分かれました。一組は釣瓶山の登山路の雑草を刈り、残りの人はツリーハウスの作業をしました。

釣瓶山の登山路は雑草がはびこり、つまずきやすかったので、山に登る人にとっては大変危険でした。グループ全員の力で第一展望台までの道路をきちんと片付けました。道路もきれいになって、これから登る人も歩きやすくなりました。

もう１つのグループは昨日ほぼ完成したツリーハウス周辺の整備をしました。三本の杉の木からできた小さな川を渡る簡易な橋があったのですが、ゆれやすく危険だったので、もう一本の杉の木を加えて、丈夫かつ歩きやすく橋を補強しました。ツリーハウスへの道路にも全部杭を打ち込んで、子供でも歩きやすい道になりました。最後に１期参加者の全員で林にハンモックをかけて楽しんだ後、今日の作業は終わりました。

十一時に作業を完了し、全員でさんさん商店街に向かいました。さんさん商店街を軽く見学し、２期の参加者たちと合流した後に、震災当時志津川小学校避難所の自治会会長を務めた高橋長泰さんの話を聞きました。高橋さんは震災対策として、マニュアル化、定期的訓練と想定外を少なくなることなどの必要性を訴えました。とくに、中央政府の震災対策の有効性とマスメディアの功罪というテーマが印象的でした。さらに、１期・２期の皆さんと様々な意見を交わしました。

その後、宿泊のながしずに戻って、最後の感想を皆に発表し、次期の人に引き継ぎをしました。荷物を片付けた後、ながしずの前で全員で集合写真を撮り、名残惜しい別れを迎えました。

最後に、仙台駅で名物の牛タンを味わいました。思い出すことが多く、忘れがたい4日間となりました。

最後に、再び南三陸プロジェクトのスタッフの方々、南三陸町現地の方々と参加者の方々に感謝の意を申し上げます。