2回目の南三陸・・・
- 池上 みのり
- 2016年3月14日
- 読了時間: 2分
2016年春休南三陸プロジェクト、第二期の池上みのりです。
本日から第二期の活動が始まりました。
まず初めに、五十鈴神社に行きました。
本日は珍しく本殿の扉が開いていたそうで、中に寄せ書きなどが貼られているのが見えました!

その後、慶明丸(波伝谷地区のレストラン)さんでおいしい昼食を頂き、実際に被災されたさきこさんのお話も伺いました。

次に、地元で100年続く高長醸造の店主であり、震災時には志津川小学校で自治会長として活躍された高橋長泰さんのお話を伺いました。
高橋さんに案内していただき、志津川小学校までの避難経路を実際に歩きました。
高台計画が進んでいるため、以前高橋さんが住んでいたお家は、今立っている場所の15m下にあったということは信じられませんでした。
避難経路は、地元の若い人々でさえも良く知られていない道らしく、当時はその道を知る年配の方と若い方が組になって避難したそうです。

本日は志津川小学校の卒業式前日で、体育館では準備が進められていました。

志津川小学校の体育館には、トイレの設備や着替える場所も設けられており、プライバシーは守られていたようです。トイレは、プールの水を運んで流していたそうです。
また、医師の方がいたため小ホールを医務室として利用していたりしたそうです。
その後、防災対策庁舎や戸倉中学校の見学をしました。
私は、昨年の夏に初めてこのプロジェクトに参加し、今回は二度目の参加でした。これらの建物は変化なく残っていると予想していましたが、防災対策庁舎は祈念公園を作るための準備に入り、以前は近くまで見学できた戸倉中学校も公民館を作るために工事が進んでいました。


今日一番嬉しかったことは、海一面に養殖をしている様子が広がっているのが見え、実際に漁業が再開されている実感を得られたことです!!
