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2017夏活動2期1日目

2017年夏季活動2期1日目 こんばんは!お盆も真っ盛りの中で行われます夏季活動2期の初日の活動を振り返りたいと思います。

一同気合十分の初日の今日でしたが小雨が降ったり止んだりとあいにくのお天気になってしまいました…

しかし松野やさんでの美味しいお食事を前にあっという間に一同に笑顔が戻ります。海鮮丼とはっと汁を頂きました!はっととは小麦粉を練って作る郷土料理だそうで、地元の味を堪能させて頂きました。お食事の後には松野さんご本人から被災時のお話をうかがい、当時の状況をありのままに伝えて頂ける貴重な経験となりました。松野さんが伝えて下さった、“生きてさえいればなんとかなる”のメッセージはしっかり胸に刻まれました。

昼食後には防災庁舎を訪れました。テレビの中で見てきた震災の爪痕を実際に見てみて、私は初めて震災の恐怖を肌で感じることができました。しかしその周りは大量の土で囲まれ、防災庁舎との想像以上の距離感に、果たしてこの先どのようか形で保存されていくのかに対する不安や疑問の声も上がりました。

その後は戸倉公民館にて、味噌・醤油の醸造を行う老舗の3代目であり、志津川小学校避難所の自治会長をしていた高橋長泰さんにお話をうかがいました。普段はなかなか聞けないような視点からの貴重なお話をうかがうことができ満足するだけでなく、マスコミの在り方等についても考えさせられた時間でした。

次に津波の被害を生々しく残す戸倉中学校の体育館を見学し、最後に、住民らが避難した高台である五十鈴神社を訪れました。 中学校の体育館の津波に襲われたままの悲惨な状態を目の当たりにし、改めて津波の恐ろしさを感じると共に子供達の感じた恐怖に思いを馳せると胸が苦しくなりました。

五十鈴神社に立つ「未来の人々へ」で始まる石碑に刻まれた教訓を胸に、私たちは2度と同じ悲しみを繰り返してはならないこと、またその教訓を後世に受け継いでいく責任を強く実感した初日の締めくくりでした。


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