2017夏活動1期3日目(西戸地区のお手伝い)
- keiominamisanriku
- 2017年8月12日
- 読了時間: 2分
3度目の南三陸町に来ています、経済学部3年の高見です。 このブログを書くのも3回目になります。
遅くなりましたが、南三陸プロジェクト2017夏1期の3日目の活動を振り返ろうと思います。 多くの参加者が志津川高校の若い生徒さんと交流している間、僕を含めた4人は別の活動に向かいました。 慶應の森近くの西戸地区に向かうと、そこには真新しい慰霊碑が立っていました。地区で津波の犠牲となった方々のお名前が刻まれていましたが、30~40代の方も少なくなく、中には未成年の犠牲者の方もいらっしゃったのを見て、何とも言えない気持ちになりました。 今後慰霊碑近くは、家と家の間が大きく離れている西戸地区の中で住民同士の憩いと交流の場となれるよう、プロジェクトでベンチと机を作るそうです。今後の地区の発展を願いつつ慰霊碑に手を合わせました。


つづいて、西戸地区で農家をやっていらっしゃる阿部さんのネギ畑の草刈りを手伝わせていただきました。ネギ畑は50~60メートル程度の畝が15列ほどあり、4人で作業を終わらせるには少々広かった…と、思いました。

もともと作業は、ネギの生育を邪魔する下草を抜く・鍬で耕す際に鍬を傷つけてしまう石を拾う、の二つだったのですが、いざ作業を始めてみるとネギに大量のカタツムリが!ということで、カタツムリはネギを食べてしまうらしいので片っ端から駆除することにしました。

1日中中腰での作業だったので腰にダメージが大きく、「第二の人生で農家」なんてことが口が裂けても言えなくなりました。思っている以上に農家は大変です…。 しかし、お昼ごはんの時間には震災当時のお話を伺いつつ、阿部さんの家庭菜園で取れたばかりのカボチャ・小茄子・みょうがなどをごちそうになり、一瞬で疲れが吹っ飛ぶほどおいしかったです!とくにポテトサラダが絶品で、口をそろえて美味しいと連呼しておりました。
翌日に筋肉痛という大きな負債を残し、連続参加となる2期の活動が非常に不安ですが、楽しく意味深い活動となりました。 個人的には、被災地を楽しむことも重要な復興への貢献だと思っています。あと4日、精いっぱい楽しみたいと思います。
経済学部3年 高見朗