夏季活動４期４日目

今日はまず、活動3日目に行われた福興市で使われた、かがり火の片付けのお手伝いをした後、活動2日目に作り上げたベンチを西戸の阿部達子さんの所まで運びました。西戸は慶應の森がある地区で、仮設住宅に住んでいる人達がお茶を飲んでコミュニケーションできる場所を作るという目的で、地震発生後にベンチを作って置いていました。近頃その西戸地区に慰霊碑がたったのですが、そこにベンチが必要ということで、新たにベンチを作りました。ベンチを渡しに行ったときの阿部達子さんはとても嬉しそうで、自分たちの活動で現地の人が喜んでいるのを見ることができ、私もとても嬉しかったです。

その後、慶應の森に行って雑草を刈りました。この夏は天候が優れずにあまり森での活動を行えていなかったとのことで、遊歩道に雑草がかなり生い茂っており、完璧には刈ることができなかったのが少し残念です。この森は景色もよく、とても魅力的な森だと思うのですが、遊歩道が2014年に完成したにもかかわらず、普段あまり登る人がいないというのが現状です。森の活動でさらに森を魅力的な場所にすることで、いずれは多くの人が訪れるような森にできたらと思いました。

この4日間を通して、南三陸町の魅力に触れ続けることができました。私にとって南三陸町とは、もちろん「被災地」ではあるのですが、それ以上に「魅力的な町」であると感じています。また機会があれば訪れたいと思います。4日間ありがとうございました。