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2018年GW活動4日目

こんにちは。商学部2年の久保田雄貴といいます。

3泊4日と自然と触れ合い続ける非日常的な日々が続いたが慣れてきたこの生活も今日でひとまず最後となった。そんな最終日は慶應の森を山頂まで登り、主に階段の整備や森の中での子供たちの遊び場つくりなるものをやった。今日の活動を記すのに加えて全体の活動も振り返り総括としようと思う。

・慶應の森登山 この日もそうであったが、とにかく自然と触れ合う日が続いた。自然の中では悠久の時の流れを感じる。都会での生活に疲れたとき、うまくいかないことが多くて絶望したときなどに自然の中に身を置いてみることは「そんなに急がなくてよい」といったような安らかなメッセージをくれたように感じて前を向くのにとても有効だと思う。少なくとも僕はそうだった。一方、森の中ではいろいろな景観が楽しめた。472mという一見そこまで高くなさそうに思えた慶應の森(山)であったが高度によるグラデーションがそこにはあった。山に咲く花やそびえたつ高木群は人工的に植え込まれたそれとは異なる生命感があった。山頂や展望台から見える山と海の雄大な景色は特に印象的であった。もちろん登山はかなりしんどかった、近日の運動不足が如実に疲労としてあらわれてきたからだ。僕は定期的なジムなどでの運動は大事だと思った。しかしなんだかんだ山頂まで登ることができてほんとうによかった。他人からみたら小さな達成かもしれないがこのような小さな達成でもひとつひとつ自信にしていこうと思う。(もちろんこのPJを完遂できたことも)

・森中活動(階段整備および遊び場開拓) 階段整備をして感じたのは登山道というものはこのようにして作られているんだな、と身を以て知ることができたことだ。なんとなく思っていたことだが、それにしても膨大な作業の上に登山道ができているということで、人間の営みには計り知れないものがあると思う。 遊び場開拓では森の中を切り開いた。「子供たちのため」というものであったが、今回のPJを俯瞰すると「自分たちと異なる年齢層とのコミュニケーション」というもう一つの課題も見ることができる。現地の年配の方々とどうコミュニケーションをとればよいのか、現地の子供たちとどうコミュニケーションをとればよいのか、というものである。よく海外の人々との相互理解といったものも課題となっているが自国の異なる年齢層の人々との相互理解も一つの大きなテーマのように感じる。遊び場開拓では、「子供たちのため」に活動を自主的に行っていったがこのように歩みよってボランティア活動を行っていくのも一つのコミュニケーション形態なのかもしれない。

・締め&総括 活動を終え出発点となった仙台駅に着いたときに広がっていた世界は3日間過ごした自然の中の社会とは対比をなすような現代の建物が立ち並ぶような現代文明社会である。今回の活動の中心となった南三陸よりも色々なものは簡単に手に入れることができるし少子化も進んでいないことから多くの人間との出会いもある。しかし南三陸のような地域に根差した良さというものも発見することもできたことはとても良かった。 自分にとってこの活動のテーマは価値観(と自信)であった。今回の活動は集団生活や山登りなどに不慣れな自分にとってかなりきつかったが言語化できないことも含めいろいろ考えることができたしあとになって考えてみると世界が広がったとか充実したとか感じている。一緒に行ったメンバーとも仲良くなることができたし、貴重な体験をすることができた今回の活動を支えてくれたPJのメンバーや現地の人々に感謝の意を込めて筆をおこうと思う。


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