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夏活動第二期3日目①

  • 北村真莉子
  • 2018年8月21日
  • 読了時間: 3分

今晩は。文学部4年の北村真莉子と申します。

きりこの班では、きりこプロジェクトで作られた「みんなのきりこ」を、プロジェクト代表の吉川由美さんと観光協会の菅原貴恵さんとともに志津川と歌津地区に取り付けました。

本来きりことは、古くから東北地方の神社で受け継がれてきた、お正月に神棚に飾るものとして神社が氏子に作成する伝統的な紙細工のことです。各地域の神社によってそれぞれ独自のデザインを有しています。

きりこプロジェクトは、このきりこを模して南三陸町の各場所の歴史を紙に表し、2010年に町中に飾ったことで始まりました。震災以降は、津波で流失してしまったお店や家々の思い出を紙にして町に展示し続けています。(ポータルセンターの駐車場に、震災直後各家々の跡地に建てられたパネルがあります)

今年は、例年の家々やお店のきりこの他、南三陸町のラムサール条約決定を祈願し、多種多様な藻のきりこもありました。藻のきりこは繊細でこまやかな切り抜きが多く、一つ作成するのに4時間かかったものもあるそうです。

まずは、南三陸町役場に行きました。約90枚ものきりこを紐にくっつけた後、地元の土木業者の方が役場の天井に取り付けてくださいました。作業をしていると、役場の職員の方々もたくさんお手伝いに来てくださり、にぎやかで和気あいあいとした作業となりました。

その後はハマーレ歌津とかもめ館に向かいました。お昼頃ということもあり太陽が照りつける中での作業は暑くて大変でしたが、商店街にいらしてくださった方からの「きれいですね」という声掛けや差し入れのアイスに元気をもらいました。

お昼ご飯を食べてエネルギーを蓄えた後は、歌津総合支所にとりつけました。

最後は、寄木組とも合流してさんさん商店街で取り付け作業を行いました。商店街は、なんと気温計が50度を記録するほどの熱で満たされていました。例年は各店舗の前に取り付けていましたが、今年は別の展示方法になっていました。そのため、「今年は私たちのところのきりこはないの?」「お店の前に展示してほしい」などと声をかけられることがあり、商店街の方々が毎年きりこの展示を楽しみにされていることがよくわかりました。

このさんさん商店街での作業をもって、約180枚ものきりこの取り付けが終了しました。

私は、大学1年生のときから4年間この活動のお手伝いをしてきました。震災で町の方々が失ってしまった大切な思い出や記憶、宝物を紙に表すというアイディアに惹かれ、町でこのきりこはどのような役割を担っていくのだろうかと気になり長いこと携わってきました。前までは当事者の方のみに渡されていましたが、今では商店街や役場を訪れた人たちも様々な家やお店に伝わる歴史を目にすることができるようになっています。今回のきりこ展示によって、町の方々同士の交流や繋がりが始まるきっかけになればと思います。


 
 
 
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